Global Education

Global Education

「国境を越えて繋がる、共に学ぶ、グローバルに考える」を、当たり前に

本プロジェクトは、離れた場所にいる者同士がインターネットを介して繋がり、距離の制約を超えて互いに学び合い、多様な考えに触れ、新しい価値を創出するための学習環境の構築について研究しています。物・人・情報が活発に流動する昨今、国や地域をまたいで複雑化する社会問題は対岸の火事ではありません。互いの問題を解決する協力関係を築くためには、多様な文化、価値観、社会情勢を理解することが重要です。 世界中の教育現場をフィールドに、国境を超えグローバルに学び合う環境を、テクノロジーを使って構築しています。幼稚園、小学校、高校、大学といった学校だけでなく、あらゆる世代の人々を対象に、来たるべくグローバル社会の担い手のための「新しい学び」を創出し、社会の諸問題を「学び」で解決するための研究プロジェクトです。

※2025年3月終了予定

プロジェクトディレクター

大川恵子

取り組み

  1. 1. Global Kids Eclipse

    皆既日食をインターネット中継し、8カ国の子どもたち約500名が異なる地点にいながら同時に日蝕の知識を学んだり、感動を共有し連帯感を感じられる機会をデザインしました。

  2. 2. Global Theater

    「グローバル・シアター」では、新しい演劇のかたちを模索しました。2009・2010年にはインターネットを活用してアジア各国の観客・劇 場に向けて演劇を生中継し、インタラクティブなアフタートークを実施しました。

  3. 3. AGORAsia Youth

    アジアの中高生同士が意見を交わし、文化や価値観の多様性を認識できる機会を身近にするために、協調学習を基軸に据えた国際的な遠隔ワークショップを実施しました。

  4. 4. Global Kindergarten

    幼児教育において同世代の世界の子どもたちとのふれあいを取り入れた、ダイバーシティ教育について研究しました。2012年は、日仏の幼稚園をビデオ通話で繋いだ遠隔交流会を実施しました。