リアルプロジェクト

Network Media

あらゆるものがつながった未来を創造する
Network Media プロジェクトでは Internet of Things に代表されるように、全てのものをインターネットに繋げることと、それによって得られるビッグデータの新たな利用方法を考えています。インターネットを安心して利用できるようにするため、セキュリティとプライバシーにも配慮した、安全で頑強なインターネット基盤構築に関する研究開発も行っています。

ミッション

- 全てのものをインターネットに繋げる
- インターネットの新たな利用法を提案する
- 安全で頑強なインターネットに貢献する

取り組み

  1. 1. Global Sensor Network
    GSNでは幅広い地域にあるセンサ情報を収集し活用する為の基盤を構築しています。この情報を教育、災害対策、都市開発、健康管理等、様々な分野で人々の生活に役立てる事を目指しています。

  2. 2.Personal Agriculture Project
    PAPではセンサネットワークを活用した家庭菜園に関するプラットフォームを作成し、新たなユーザ体験およびコラボレーションの場の創造を目指しています。

  3. 3. Post IPv4
    IPv4アドレス在庫枯渇という課題を乗り越え,インターネットを更に発展させるための各種戦略(サービスやネットワークのIPv6対応促進等)を検討しています。

  4. 4. 個人の活動履歴データを預かり、活かす
    KMD 他「情報銀行」

    現代においては、日常の行動やウェブの閲覧、買い物履歴といった個人の活動履歴はインターネット上を飛び交い、通販サイトやSNSに蓄積されています。認識されないまま集められ、使われているこれらの情報を個人が把握し、自ら選んだ機関に委ね、安全に管理してもらい、公開するものを選び、ネット利用時に個人へ還元する……。その仕組みが、砂原秀樹教授らが進めているプロジェクト「情報銀行」です。

    2014年7月に産学連携のコンソーシアムを立ち上げ、KMDや東京大学などの研究機関のほか、NEC、富士通、電通、大日本印刷などの企業が参加し、公共性の観点から安全で安心な機関づくりを開始。「銀行」という名は、民間による公共サービスであるというイメージに由来するものです。インターネットが民間公共団体によって策定され、発展したことにならい、行政ではなく民間による中立の公共インフラを模索しています。自分のどんな情報がネットを通じて集められているのかを可視化し、秘密にする情報と公開する情報を能動的に制御するのが狙いであり、将来的には、複数の情報銀行が並立することで、情報保護と還元の均衡を選べるようになることを構想しています。

    プロジェクトでは、コンピュータセキュリティの面だけでなく、データを活用した社会デザイン、法律や政策面の整備、社会への影響などの側面にもアプローチしていきます。情報銀行コンソーシアムに参加するNECクラウドシステム研究所の佐古和恵技術主幹は、「KMDにはネット社会を良くしたいというパッションを感じます。教授陣はインターネット黎明期の経験もあり、技術だけではなく法律や社会的需要といった部分でも助言をいただける。この仕組みによっていかに素晴らしい未来が実現するかという、社会へのアプローチについても一緒に取り組みたい」と連携に意欲的です。

    スマートフォンの普及と、それによって収集された情報を元にするサービスは今も拡大しています。企業活動にとってもビッグデータの重要性は増す一方。そんな中、自分の情報が勝手に集められてしまう怖さを払拭し、安心して生活に役立てる情報銀行は、未来に不可欠なインフラになるはずです。そしてそれは、テクノロジー、デザイン、ポリシー、マネジメントの4つの要素を組み合わせたイノベーションに取り組むというKMDの大きなテーマとも重なります。

プロジェクトディレクター

砂原秀樹 / 加藤朗 / 山内正人

スポンサー&パートナー

株式会社三菱総合研究所、奈良先端科学技術大学院大学、Live E! Project / WIDE Project、日本シミュレーション学会(JSST)、国際協力機構(JICA)

最近の成果

PUBLICATIONS

・Hayato Shibahara, Masato Yamanouchi, Hideki Sunahara "A Proposal of the System for Automatic Sharing Information of Movements in Growing Vegetables” in Proceedings of the 12th Annual International Symposium on Applications and the Internet (SAINT2012), 2012
・山内正人、藤枝慶、芝原隼人、安澤太郎、西條鉄太郎、廣井慧、砂原秀樹『Aroots: 個人間での野菜育成を促進させるコミュニケーションシステムの提案』 in 情報処理学会論文誌:コンシューマ・デバイス&システム, vol.02, iss.01, pp.20-27, 2012
・宮川寧夫、砂原秀樹 『 代理アクセスを認可するOAuth仕様の進展』コンピュータソフトウェア、日本ソフトウェア科学会、 vol.29, iss.01, pp. 97-105, 2012
・須田真実、廣井慧、山内正人、砂原秀樹『 GBvoice: 音声を主体としたアーカイヴシステムの考察』 in 情報処理学会マルチメディア分散協調とモバイルシンポジウム (DICOMO2012), 2012
・松井加奈絵、山形与志樹、落合秀也、砂原秀樹『 世帯における電力見える化システムの実装と検証』 in 平成23 年度第4 回情報処理学会インターネットと運用技術研究会 (IOT), 2012
・廣井慧、山内正人、瀬戸芳一、安藤晴夫、横山仁、中谷剛、三隅良平、中山雅哉、砂原秀樹『 短時間強雨等の局地的極端現象に対する高校生の防災意識向上に向けた気象センサネットワークの活用』 in 情報処理学会マルチメディア分散協調とモバイルシンポジウム(DICOMO2012), 2012
・徳山眞実、廣井慧、山内正人、砂原秀樹『女子力測定のための情報処理システムに関する一考察』 in 情報処理学会マルチメディア分散協調とモバイルシンポジウム(DICOMO2012), 2012
・谷口亜実、松井加奈絵、山内正人、加藤朗、砂原秀樹『利用者に適した情報提示を行う電子マニュアルの提案』 in 情報処理学会マルチメディア分散協調とモバイルシンポジウム(DICOMO2012), 2012

AWARDS & EXHIBITIONS

・情報処理学会マルチメディア分散協調とモバイルシンポジウム(DICOMO2012)においてM2 の徳山眞実が優秀プレゼンテーション賞を受賞(2012 年)
・第4 回情報処理学会インターネットと運用技術研究会 (IOT) においてM2 の谷口亜実が学生奨励賞を受賞(2012 年)
・電子情報通信学会 IA 研究会においてM2( 受賞時M1) の須田真実が学生奨励賞を受賞(2011 年)