メディアデザイン研究科のPLAYプロジェクトは、2025年6月1日(日)、日吉キャンパス協生館3Fにて「PLAY EXHIBITION 2025: We Dream, Therefore We Are」を開催します。
本年度の展覧会は、「遊び」を通じて新たな視点を拓き、私たちが共に夢見る未来の姿を探る試みです。サステイナブルな社会、AIとの共生、そして人間にとどまらない多様な存在とのつながり——本展は、「夢からのバックキャスト」という思考を軸に、プロジェクトメンバーがそれぞれの未来像を描きながら、そこから現在を見つめ直す中で生まれたビジョンや問いを展示します。
サブタイトル「We Dream, Therefore We Are」には、デカルトの命題を引用しつつ、「夢見ること」こそが私たちの存在の根拠であり、意味の出発点であるという想いが込められています。インタラクティブな展示、参加型のミニワークショップ、作品やポスターの展示などを通じて、夢と現実、テクノロジーと感性、個と他者を行き来する、未知なる「遊び」の地平が開かれます。来場者は、未来の可能性を遊びながら探求する体験を通じて、持続可能性、多様性、そして相互理解へのまなざしを深めることができるでしょう。
なお、本展は、PLAYプロジェクトによる展覧会として、本大学での最後の開催となります。これまでの歩みを振り返りつつ、未来へとつながる夢を共有する場として、皆さまとこの特別な一日を迎えられることを心より楽しみにしています。
「PLAY EXHIBITION 2025」が、分断を越えて世界とつながり、夢を共有し合うための小さな起点となることを願っています。
日時:2025年6月1日(日)10:00-17:45(最終入場 17:00)
場所:慶應義塾大学 日吉キャンパス 協生館3階 C3S02教室
入場:無料
公式ウェブサイト: https://kmdplayproject.wixsite.com/playexhibition2025
