ターニングポイントとしてのKMD

根本 貴弘

日本

CAREER 2009年4月入学、2011年3月修士課程修了 / 2011年4月入学、2014年3月後期博士課程所定単位取得退学、2017年2月博士学位取得

現在、東京農工大学の准教授として、大学情報システムのデザインや研究、教育活動に従事しています。一方でKMD在籍時から継続しているIETFでの標準化活動にも取り組んでいます。国際化技術に関する標準化提案を行うとともに、その専門性を活かしてエリアレビューチームの一員としてほかの技術の標準化推進にも貢献しています。また、ISOCというインターネットの発展を牽引する国際組織の日本支部の役員を3期6年務めるなど、コミュニティ活動にも取り組んできました。
KMDでは、それまで学んできたデザインや国際協力の分野から離れて、杉浦先生や加藤先生らの指導のもと、インターネット技術の分野について学びました。新たな分野への挑戦は苦労も多かったですが、多様性とコラボレーションを大切にするKMDカルチャーに触れ、単に技術を学び国際標準をつくるだけでなく、グローバルに活躍するためのセンスも磨くことができました。
(本記事は2024年3月に作成されたものです。)