多様性とのコラボレーション

前川 マルコス 貞夫

ブラジル

CAREER  2008年4月入学、2010年3月修士課程修了/2010年4月入学、2013年3月後期博士課程所定単位取得退学、2016年2月博士学位取得

ブラジルで建築・都市計画を専攻し、12年のグラフィックデザインキャリアがあった私は「デザインは世界をどう変えられるのか」を問い続け、2008年にKMDの第一期生として入学しました。KMD ではGlobal Education に参加し、世界中の教室をつなぐオンラインプログラムをデザインしました。グローバル市民教育に焦点を当てた研究を行うことで、日本や海外の学校、ユネスコなどの国際機関や企業とコラボするきっかけにもなりました。
修士号と博士号を取得後はKMD に専任講師として、GID、CEMS、KMD-Stanford の国際プログラムを5年間担当しました。
現在は、オーストラリアに拠点を置くAPNIC 財団で、研究・教育開発プロジェクトオフィサーとしてアジア太平洋地域のインターネットやインフラ関連のプロジェクトを支援し、日本と本部の橋渡しや、プロジェクト活動のコンサルティングなどをしています。KMD での経験はデザインに関するビジョンを広げ、グローバルな環境で働くために不可欠な多様性の尊重とコラボレーションの重要性を学びました。
(本記事は2023年3月に作成されたものです。)