幅広い分野から問題解決を図る

廣瀬雅治

日本

CAREER  2013年入学、2015年3月修士課程修了

入学前は理工学部で応用物理学を専攻していました。しかし研究を進めるにつれて、エンジニアリングにおける問題解決は1つの専門分野からのアプローチではなく、複数の分野からのアプローチが必須であると感じました。それが、テクノロジ、デザイン、マネジメント、ポリシーの多岐にわたる分野をバランス良く学ぶことができるKMDを選んだきっかけです。
KMDではリアリティメディアプロジェクトで、インタラクションデザインやバーチャルリアリティの研究を行っていました。ハードウェアからソフトウェアまで幅広く学びながら、プロトタイピングやシステムの設計と検証を行い、研究に取り組んでいました。学部時代とは異なる学問領域に修士課程から飛び込むのは勇気のいる決断でしたが、KMDでの研究活動はとても刺激的で実りのあるものでした。今は半導体企業で組み込みシステムやIoTのエンジニアとして活動しています。システム開発における問題解決は一筋縄ではいかないため、KMDで学んだ幅広い分野から問題解決を図るという姿勢は今でも活動の糧となっています。

(本記事は2016年3月に作成されたものです。)