
竹内祐太
日本
CAREER 2011年4月入学、2013年3月修士課程修了
学部時代には情報工学系の研究室にいたため、自分で手を動かして何かをつくることが好きで、KMD では工学的なアプローチでモノづくりを行う Reality Media プロジェクトに参加しました。最初は楽しく何かをつくれればいいといった程度に思っていたのですが、「ヒトの知覚から 逆算して、与えたい体験をデザインし、システムに落としこむ」というReality Media のアプローチは新鮮で、新しい視座を得ることができました。特に、私は現実世界の触感をコピー& ペーストすることで誰もが簡単に触感を取得でき、バーチャルに生成するという研究を行っていたのですが、触感は体験しないと研究の狙いが伝わらないことが多く、プロジェクトのキーワードである「Demo or Die」という言葉に励まされながら、何度もプロトタイピングを続けました。
現在は広告代理店でテクニカル・ディレクターやプランナーとして働いています。これからもKMD 時代に培った「体験がすべて」という考え方を大切にしていきたいと思っています。
(本記事は2014年3月に作成されたものです。)