多様な人々と接し、社会的スキルを高める

マ・ランラン

台湾

CAREER  2009年9月入学、2011年9月修士課程修了

以前から、東京でさまざまな文化的、専門的バックグラウンドを持つ人々と接する機会を得たいと思っていました。自分が持っているマーケティングやプロジェクト・マネジメント、社会的スキルを高めたいと思い、KMD に入学しました。
KMD ではプロジェクト・マネジメントとHCI(ヒューマン・コンピュータ・インタラクション)の研究をしました。玩具+ デジタルライフをテーマにする「キュートセンター」に参加して、インタラクティブ玩具「ペティモ」をSNS のプラットフォームを使ってデザインするプロジェクトに取り組みました。現実の世界だけでなく、オンライン上でも子供たちの安全性を高めることに挑戦しました。
現在はHTC というスマートフォンのメーカーで、デザインスタジオのプロデューサーとして働いています。私の役割は、コンセプト開発からライフサイクルまでを見通し、デザイン、開発、品質管理の各部門に伝わるよう、簡潔かつ明確に商品の説明や必要な条件を発信することです。将来は、ユーザー経験のデザイン、モバイル・インターフェース、コミュニケーションデザインの分野で知識を深めたいと思っています。また、モバイルテクノロジを使った人材開発と児童教育についても研究したいと考えています。

(本記事は2012年3月に作成されたものです。)