
アヌーシャ・ウィタナゲ
スリランカ
CAREER 2008年9月入学、2010年9月修士課程修了/2010年9月入学、2013年9月後期博士課程所定単位取得退学、2014年2月博士(メディアデザイン学)
現在はシンガポール技術デザイン大学のSUTD-MIT国際デザインセンターで、誰もが簡単にコンピュータを使うことを可能とするヒューマンインタフェースについて研究をしています。特に、多感覚インタフェースや触角インタフェースに焦点を当てています。
KMDでは、「Reality Media」プロジェクトで、多感覚情報を用いて、空間における人間の知覚を理解するという研究をしていました。またその研究を実社会で応用すべく、トヨタITといった企業と産学連携を図りました。KMDの特徴的なところは専門性、文化、好奇心の“多様性”です。何かをしたい、あるいは何かのエキスパートになりたければ、KMDには1つの分野に精通した人材が必ずいて、彼らは情熱的に協力してくれるはずです。革新的なもの、面白いものをつくりたい人にとって、その夢を実現するのに相応し場所であると思います。
将来は人間の知覚に根ざした新たな情報システムの構築に貢献したいと考えています。
(本記事は2015年3月に作成されたものです。)