デザインとテクノロジーの交差点に立つ

キム・フイスン

韓国

CAREER  2010年4月入学、2012年3月修士課程修了

現在ソニーで、次世代プロダクト創出に向けたコンセプトデザインおよびインタラクションデザインに従事しています。直近の活動の1つとしては、「Motion Sonic Project」というプロジェクトを立ち上げ、世の中に公開しました。
このプロジェクトでは、身体運動を音で拡張する身体経験メディアのデザインに挑んでおり、人と音の関わり方をリデザインすることで、新しい音体験を世の中に提供し、社会にインパクトを与えることを目指しています。
KMD入学以前は、情報工学を専攻しエンジニアリングを学びましたが、「もっと人々を魅了する体験価値を創れるようになりたい」という想いを抱き、KMDに入学しました。
在学中は、家具をメディアとしてリデザインするMedia Furnitureプロジェクトに取り組む中で、エスノグラフィー調査とプロトタイピングを繰り返しながらコンセプトと体験を具現化するデザインスキル、および実社会へ価値を伝えるためのプレゼンテーション力が身に付いたと思います。
ここでの経験が、今、私がデザインとテクノロジーの交差点に立ちクリエイションを行う上での土台となっています。

(本記事は2017年3月に作成されたものです。)