
大江 貴志
日本
CAREER 2008年4月入学、2010年3月修士課程修了
私は外資系コンサルティング会社、大手家電メーカーにてITを使った業務改善、生産改革のプロジェクトを担当したのち、KMD1期生として社会人入学しました。在学中は政策提言集団「ポリシーウォッチ」の活動支援を通じて政策と産業の関係性を研究する一方で、テクノロジーやポリシー、デザインなど様々なバックグラウンドを持つ教授陣やメンバーと議論しながら詳細なテーマを設定。リアルプロジェクトを通じたプロトタイピングでは実社会により近い形で検証プロセスを回すことが出来ました。
現在は、引き続き研究員として「産業・文化の活性による地方創生」をテーマに「工芸みらいプロジェクト」などを運営。学術研究だけでなく、実際に自ら事業継承や起業を行いながら実証に取り組んでいます。活動拠点の一つである福井県鯖江市にはサテライトオフィスを開設し、漆器などの伝統工芸品や眼鏡の市場創造アプローチを研究。伝統の塗装技術と近代の生活シーンを融合させた漆タンブラーやiPhoneケースなどを企画、「作りたい」だけでなく「売れる」ものづくりを現地の職人と共に実践しています。
(本記事は2019年3月に作成されたものです。)


