
河野祐子
日本
CAREER 2011年4月入学、2013年3月修士課程修了
現在、ハーゲンダッツ ジャパン株式会社のマーケティング本部に所属しており、商品開発をしています。KMDでは、文系と理系といったバックグラウンドの違うもの同士の共創を掲げていますが、今も仕事を通してその大切さを痛感しています。1つのフレーバーを作るのには約2年ほど時間を要します。良いコンセプトとプロトタイプが出来たとしても、工場で実際に生産出来なければ意味がありません。理想と現実を結び合わせ、実現へ向けてプロジェクトを進める過程は、文系的要素と理系的な部分の共創とバランスが不可欠です。
私は2年間の社会人生活を経て、企業ブランディングやマーケティングについて改めて学びたいと思い、KMDへ入学しました。在学中は、Creating Shared Value(企業の事業に直結した戦略的なCSR)を中心に研究を行いました。日系企業のドメスティックな環境から、今までに出会ったことのないユニークで刺激的な人達がたくさんいる、真逆の環境に飛び込んで、当初は苦労もありましたが、その経験は今では財産となっています。一流に学べ!という表現がありますが、KMDはまさに各業界の第一人者の方から、直接学びを得られる素晴らしい場所だと思います。
(本記事は2018年3月に作成されたものです。)