
杉浦裕太
日本
CAREER 2008年4月入学、2010年3月修士課程修了/2010年4月入学、2013年3月後期博士課程修了
KMD1期生として飛び級で入学し、博士号を取得した後、特任助教になりました。KMDでは、Reality Media Projectで、居住環境に適した生活者の行動計測システムやディスプレイを開発しました。
工学系の学部出身だった私は一人でモノづくりをすることが多かったのですが、KMDでは、バックグラウンドが異なる仲間と、お互いの専門性を活かして「コラボレーション」をしながら開発する機会が増え、一人だけでは制作困難だったモノを生み出すという経験ができました。
また国籍豊かな環境で必然的に留学生とのコミュニケーションが増えたため、入学当初苦手意識を持っていた英語での会話も、卒業するまでにはある程度できるようになりました。
現在は慶應理工学部の情報工学科で助教をしています。そこではKMD在学時代に重要性を認識した「コラボレーション」を研究対象とし、今度はそれをテクノロジで支援してみようと思い、今は複数人が協調して空間設計ができるバーチャルリアリティや、IoTの研究に従事しています。
(本記事は2017年3月に作成されたものです。)