メディアデザイン研究科特任准教授にKAI KUNZE氏の就任が決定

慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科(以下、KMD)(研究科委員長:稲蔭正彦教授)の特任准教授として、2014年10月1日よりKAI KUNZE(カイ・クンツェ)氏の就任が決定したことをお知らせいたします。

カイ・クンツェ氏は、ウェアラブル・コンピューティングおよびユビキタスコンピューティングの分野で10年以上の研究実績があり、行動/コンテキスト認識およびセンシング/パターン認識の研究に多大な貢献をしました。

現在は、認知活動のトラッキング、cognition-awareコンピューティング、スマートアイウェア、認知活動支援を主な研究としており、過去にはUbiComp、PERCOM、ICDARなどの学会で論文発表やデモで最優秀賞を受賞、ノミネートされた経験があります。

Palo Alto Research Center (PARC、米国カリフォルニア州パロアルト)、 MIT Media Lab (米国マサチューセッツ州ケンブリッジ)、Sun Labs Europe (仏国グルノーブル)、ドイツ証券取引所(独国フランクフルト)などでの調査およびインターンシップなどを経て、ドイツのパッサウ大学で、行動認識の研究において最優秀の成績で博士号を取得しました。

KMDでは、スマートアイウェアに認知行動認識技術を組み込む研究に携わり、人々の生活をより「スマート」に支援する技術開発を続けていく予定です。

KMDでは、デジタルメディア領域における世界で活躍する創造的リーダー(メディア・イノベータ)を育成するため、各界の第一人者を招聘し、最高レベルの教育ならびに研究を行っております。

PRESS RELEASE の他の記事

    シドニーと東京間の インタラクティブ・ボリュメトリックライブ

    2024.01.23 更新

    2024年1月23日 慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科(KMD) 世界初、ボリュメトリックビデオによる視聴者の自由な視点からの音楽ライブを海を越えて7800キロ離れた観客に届け、東京の演奏...

    【プレスリリース】ALS当事者EYE VDJ MASAによる...

    2023.08.18 更新

    2023年8月18日 一般社団法人 WITH ALS 株式会社 電通サイエンスジャム 慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科   ALS当事者EYE VDJ MASAによる新たな...

    サイバネティックアバターで働き方はどう変わる?

    2023.04.28 更新

    常設実験店「分身ロボットカフェ DAWN ver.β」において、リアルとバーチャルを行き来する「拡張アバター接客」、複数のアバターを自在に操る「分身の分身おもてなし」、2人で力を合わせる「遠隔共創トッ...

    NTTドコモとKMDが共同開発した触覚共有技術“フィールテッ...

    2023.02.21 更新

    株式会社NTTドコモ、慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科 Embodied Media Project、名古屋工業大学大学院工学研究科Haptics Labが共同で開発した、触覚共有技術“フィー...

    東急不動産株式会社との産学連携で竹芝地区でのコンテンツ×テク...

    2023.01.30 更新

    慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科PoliPro(主宰:石戸奈々子 メディアデザイン研究科 教授)は「Social Creation(ソーシャルクリエーション)」の授業において、竹芝地区におけ...

    世界初、6G時代に新たな価値を提供する「人間拡張基盤」によっ...

    2023.01.25 更新

    株式会社NTTドコモ(以下、ドコモ)、慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科 Embodied Media Project(研究室主宰者=南澤孝太教授。以下、慶大)、国立大学法人名古屋工業大学大学院...

    ⼯芸とハプティクス(触覚技術)の融合による新しい価値伝達と社...

    2022.12.05 更新

    科学技術振興機構ムーンショット目標1 研究開発プロジェクト「身体的共創を生み出すサイバネティック・アバター技術と社会基盤の開発」(代表機関:慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科)(通称 Proje...

    分身ロボットカフェにて共創アバターロボット実験イベントを開催

    2022.10.14 更新

    ムーンショット型研究開発事業ムーンショット目標1「人が身体、脳、空間、時間の制約から解放された社会を実現」研究開発プロジェクト「身体的共創を生み出すサイバネティック・アバター技術と社会基盤の開発」(プ...