日々の仕事の原点

グスタボ・ドレ・ロドリゲス

ブラジル

CAREER  2009年9月入学、2011年9月修士課程修了

現在、株式会社モティファイの取締役を務めています。モティファイは、ヒューマン・リソース・テクノロジーのパイオニアとして、ハビットデザインに基づいたeラーニングシステムを活用し、企業内のリーダー育成や社員が互いの能力を高め合うことのできる環境づくりの支援を行っています。
私のチームには、日本、ブラジル、ウクライナ、アメリカ、スウェーデンなど世界中の様々な国から12名のメンバーが集まっており、現在もその多様性の輪は広がっています。
KMD入学以前は、母国ブラジルでマーケティングの仕事に就いていました。KMDの存在を知り、それまで目を向けてこなかったテクノロジー分野について学ぶための大きなチャンスだと感じました。
KMDでは、私の人生で最も刺激的で、また最も充実した2年間を過ごすことができました。入学当初は、前職ともつながりのあるイベント制作のプロジェクトに関わっていましたが、その後OIKOSプロジェクトでMedia Furnitureのチームメンバーになりました。このプロジェクトで学んだプロダクト/コンセプト・デザインによる制作プロセスは、今でも日々の仕事の基本となっています。
日本で暮らした8年の間に、ソニーでのVAIOの企画や、リクルートでのUXデザインの制作に携わりました。自分のキャリアを見直す際には、いつもKMDの先輩が親身に相談にのってくださいました。KMDで得た知識や人との結びつきが、今の私の原点となっています。

(本記事は2017年3月に作成されたものです。)