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2025/10/07
Embodied Media Project のMirrored Culture が大阪・関西万博2025に出展中
2023年より、慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科のEmbodied Media Projectは、キルギスの遊牧文化をテーマとしたインタラクティブな体験Mirrored Cultureを開発しています。本プロジェクトは、生成AI技術を活用し、自身の分身であるCultural Twinを創出することで、より深い文化理解を促進し、デジタル観光体験の拡張を目指しています。 このたび、Mirrored Cultureプロジェクトは、大阪・関西万博(EXPO 2025)にキルギス館との協働の下、出展されることとなりました。 EXPO 2025での本展示Mirrored Cultureは、日本とキルギスの観光分野の代表者36名に向けて紹介されました。キルギスの遊牧文化を反映した自分の分身であるCultural Twin に出会うことができる体験として、万博の会期終了までキルギス館(コモンズA)にて公開されています。 展示情報・会期:9月29日(月)〜10月13日(月)・会場:大阪・関西万博 キルギス館(コモンA) プロジェクト背景キルギス文化において最も重要な生活要素の一つは「ユルタ(移動式住居)」です。ユルタは人々、伝統、自然を結びつける調和の象徴でもあります。「Mirrored Culture」では、このユルタをキルギスの文化遺産へとつながるポータルとして位置づけ、参加者が自らの「カルチュラル・ツイン」を創造し、自己を映し出しながら多様な伝統や体験に没入できるインタラクティブ・デザインを提案しています。 「Mirrored Culture」は、2023年にアジザ・カニメトヴァによる修士課程のデザインプロジェクトとして始まりました。その後、慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科Embodied Media Project において、南澤孝太教授と吉田貴寿特任助教の指導のもと、成長を続けています。本プロジェクトは、キルギスの遊牧文化を紹介するとともに、新たな文化交流の可能性を創出することを目標としています。 これまで「Mirrored Culture」は、他者の視点を体験するインタラクティブ・メディアの開発に注力してきました。そのデザインは、異なる文化間の違いや共通点を学び合える空間をつくることを重視し、参加者が自らの「カルチュラル・ツイン」を生み出し、キルギス文化を通して自己を鏡のように映し出す体験を可能にしています。
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2025/10/02
2025年度 第Ⅱ期 KMD入試 1次選考合格発表について
2025年度 第Ⅱ期 KMD入試の1次選考合格発表は2025年10月7日(火)13:00です(日本時間)。 発表時刻になりましたら以下のリンクより結果をご確認ください。 https://entrance.kmd.keio.ac.jp/entrance.cgi なお、選考結果に関するお問い合わせには回答しておりません。 FAQ(よくある質問):https://www.kmd.keio.ac.jp/ja/admissions/

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2025/09/17
Cybernetic being Meetup vol.09『スプリット・ボディは「分身」なのか?』
Cybernetic being Meetup は、科学技術振興機構 ムーンショット型研究開発事業目標1「2050年までに、人が身体、脳、空間、時間の制約から解放された社会を実現」研究開発プロジェクト「身体的共創を生み出すサイバネティック・アバター技術と社会基盤の開発」“Project Cybernetic being”のミートアップイベントです。 第9回目となるCybernetic being Meetup vol.09は、Split Body Multilateral Research Labとのコラボレーションイベントです。Cybernetic being の先駆けとなるパフォーマンスアートを1970年代から日本とオーストラリアを拠点に各国で展開してきたStelarc(ステラーク)氏。日本のロボット工学者や科学技術研究者と協働して作品を制作する等、「アート&サイエンス」の分野横断を50年に渡るキャリアの中で実践してきたアーティストを向かえ、その他の登壇者、Project Cybernetic beingのプロジェクトマネージャーである慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科(KMD)の南澤、早稲田大学理工学術院・教授 metaPhorest主宰の岩崎秀雄氏、東京藝術大学大学院国際芸術創造研究科教授の清水知子氏といったメディアアート、バイオアート、人間拡張、身体情報学等、多分野のアート&サイエンス領域の研究者等とともに氏の言う「スプリット・ボディ」を深掘りし、また科学的研究テーマでもある「分身」の概念と重ね合わせ思考実験をします。 ※本イベントは英語での開催となり、英語通訳・多言語字幕翻訳サポートを予定しています。※※全ての予定イベントはステラークの物理(会場)参加を伴います。他の登壇者はリモート参加も含まれるハイブリッド開催を予定。イベント予定や登壇者は都合に応じて変更等が発生する場合もございます。予めご了承ください。※※※イベント会場では写真や動画の撮影が行われます。映り込みなどが難しい方はあらかじめご連絡ください。 ■日時:2025年10月7日(火) 17:00-22:00(開場16:30-) ■参加費:入場無料・要予約、オンライン参加は予約不要 ■会場:SHIBUYA QWS 渋谷区渋谷2丁目24−12 スクランブルスクエア 15階 ■プログラム:16:30-17:00 開場17:00-18:30 (第1部)​​「Cybernetic being Meetup vol.9  - スプリット・ボディは「分身」なのか?- 」18:30-18:45 休憩・転換18:45-20:25 (第2部)「アート&サイエンスの新たな地平〜2050年の国際展〜」20:25-20:55 ネットワーキング20:55-21:45 THE STELARC-INSPIRED!! パフォーマンス ■登壇者:(第1部)On-site: Stelarc, Kouta Minamizawa, Tomoko Shimizu, Hideo Iwasaki(第2部)On-site: Stelarc, Kouta Minamizawa, Tomoko Shimizu, Hideo IwasakiOnline: Leonhard Bartolomeus, Anna Daivis, Pat Pataranutaporn, Kawita Vatanajyankur, Abigail Bernal, Agung Hujatnika, Irene Agrivina, Jeffi Manzani ■イベント詳細・申し込み:https://stelarc-cyberneticbeing.peatix.com ■イベント参加方法:会場+オンライン会場定員100名オンライン配信URL後日設定予定 主催(会場提供):SHIBUYA QWS Innovation協議会共催:慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科、JSTムーンショット型研究開発事業・目標1「身体的共創を生み出すサイバネティック・アバター技術と社会基盤の開発」(Project Cybernetic being)、STELARC / BUNSHIN: Split Body Multilateral Research Lab 、Living Together Co、身体共創社会推進コンソーシアム企画:Living Together Co.助成:公益財団法人ポーラ美術振興財団、公益財団法人小笠原敏晶記念財団、豪日交流基金グラフィックデザイン:ナナ・ビアコバ
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About KMD

The Keio University Graduate School of Media Design (KMD) addresses real-world challenges while envisioning optimal futures. Our mission is to pioneer "media design" - creating new connections between people and their environments - while developing "media innovators" who transcend traditional disciplinary and national boundaries.